王様の耳はパンのミミ

伊藤なむあひの小説とか創作に関するあれです

隙間社ミュージックアワード2017

というわけで今年も始まりました隙間社ミュージックアワード。

 

一応説明しておくと、隙間社ミュージックアワードとは隙間社の伊藤なむあひ、弍杏の2名が東京の一等地にあるという隙間社オフィスで、その年いちばんよく聞いた音楽を発表するというもう趣味を通り越して押し付けでしかないうえに今年初めて思い付きで開催したミュージックなアワードです。あとなぜ隙間社のオフィシャルブログでなくこっちでやるかというと、リンクの貼り付けとかが楽だからです。ジュ○ム使ってる場合じゃねい*(^o^)/*!

 

あ、そうそう。本アワードでは曲やアルバムといった単位でなく、ミュージシャン単位で紹介していきますね( ´ ▽ ` )ノ

 

それではさっそく第10位から発表です! 

 

第10位 Aphex Twin

Green Calx

Green Calx

みんな大好きリチャード・D・ジェームスで知られるAphex Twinですね。テクノ?アンビエント?エレクトロ?その辺のジャンルには明るくありませんがとにかく作業中に聴くことが多いです。歌詞がないので言葉が頭に入ってこなくていいですね。

 

第9位 Suicide Silence

Wake Up

Wake Up

  • スーサイド・サイレンス
  • メタル
  • ¥250

みんな大好きデスコア、の、代表格だったバンドですね。過去形なのは最新アルバムが???な出来だったからです。この頃の血を吐くようなスクリームがたまりません。あとこの曲で歌っているヴォーカルは死去し、現在は違う人が歌っています。残念。

 

第8位 サカナクション

みんな大好き北海道出身のロックバンドですね。最初に聴いたときは『ワールズエンドスーパーノヴァ』の頃のくるりの正統後継みたいなバンドだなーと思っていました。どこかレトロなメロディと最新の電子音の組み合わせが気持ち良いですね。

 

第7位 Sikth

Philistine Philosophies

Philistine Philosophies

みんな大好きMeshuggah、と共にDjentの元を作り出したと言われているバンドですね。カオティックハードコアで括られることもありますがそれはどちらかというと次に出てくるハンドの方が当てはまり、こちらはもっとかっちりプログレッシブな感じです。いまのメロウな感じもいいけど初期のおどけた感じも好きです。

 

第6位 Coverge

Concubine

Concubine

みんな大好きカオティックハードコアの代表選手。久しく聴いていなかったのですがライヴ盤があるということで購入したところハードコア熱が再燃。のたうちまわりながら叫ぶヴォーカルの姿が目に浮かびますね。ちなみに文中かっこのなかに出てくるトカゲの「Heaven in her arms」というセリフはこのバンドの曲名からです。

 

第5位 Arch Enemy

STOLEN LIFE

STOLEN LIFE

みんな大好きメロディックデスメタル、通称メロデスのこれまた代表的なバンド。ヨハン(男)→アンジェラ(女)→アリッサ(女)という流れの三代目のヴォーカルとなっての現在、初期の頃のアグレッションを取り戻して来ていてなかなか良い感じです。定期的にくっさいメタルを聴きたくなる病気に罹るのですが、その際にハロウィーンストラトヴァリウスと併せて聴いています。

 

第4位 machine

FALCON

FALCON

  • Machine
  • ロック
  • ¥250

みんな大好きデジロック?デジコア?のなかでも異端すぎるバンド。PenicillinHAKUEIとMedia YouthのKIYOSHIの二人のユニットで、不定期に活動しています。他人にはお勧めしづらいバンドだけど、この声を定期的に聴きたくなるんですよ。

 

第3位 Slayer

Raining Blood

Raining Blood

  • スレイヤー
  • メタル
  • ¥250

みんな大好きスラッシュ四天王、のなかで最も純粋なスラッシュメタルを鳴らし続けているバンド。ギターを始めたばかりの人がこぞってDeep Purpleの「Smoke on the Water」を弾くように、ドラムを始めた人は必ずと言っていいほどこの曲のイントロを叩きますよね。タトトンって。まあ嘘ですが。

 

第2位 KOHH

忘却 (feat. KOHH)

忘却 (feat. KOHH)

飛行機

飛行機

  • KOHH
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200

みんな大好き宇多田ヒカル、とコラボするなんて!「Die Young」のアンダーグラウンドなイメージが強かったので驚きですがめちゃいい曲です。ヒップホップ好き!っていうわけではないのですがたまに大好きな人が現れて心を奪われます。KOHHさんもそのうちのひとり。

そして第1位は…

 

じゃん!

 

ゆるふわギャング

Fuckin' Car

Fuckin' Car

  • ゆるふわギャング
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

夜に失くす (feat. ゆるふわギャング (Ryugo Ishida, Sophiee))

夜に失くす (feat. ゆるふわギャング (Ryugo Ishida, Sophiee))

  • SALU
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

CHANEL (feat. Yuskey Carter & ゆるふわギャング)

CHANEL (feat. Yuskey Carter & ゆるふわギャング)

  • Elle Teresa
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

みんな大好きゆるふわギャング。今年はこの音に会えただけでも満足です。RyugoとSophieeの2人組なのですが、なんというか、物語性があるんですよ。リリックやMVにも古い映画からの引用が多かったり、ふたりの関係性だったり、あとヒップホップって「俺たち凄いぜ」的なリリックが多いと思うんですがそれはジャンルの成り立ちからして当たり前といえば当たり前で、でもゆるふわギャングはその中にも全体に漂う、なんだろう、退廃的、というと言い過ぎなんですが、どこか悲しげなことも全てを受け入れるような、諦めとは違う決意みたいのを感じてその辺りも好きです。

もちろん音も最高なので(映像も!)ぜひ動画も見てみて下さい。

 

Escape to the Paradice

https://m.youtube.com/watch?v=OrPhG7Jgrcs

 

Dippin' Shake

https://youtube.com/watch?v=bARY2QkVLv4

 

グラセフ

https://youtube.com/watch?v=5_Y1xskm-Yc

 

 というわけで隙間社ミュージックアワード2017、いかがだったでしょうか。ひとつでもあなたの心に触れる音があることを願って。

 

それでは今夜もこの辺で。

 

 

 

代表   伊藤潤一郎