王様の耳はパンのミミ

伊藤なむあひの小説とか創作に関するあれです

かぐやSFコンテスト選

外佳作に選ばれたよ。

 

いやー、出したやつ結構自信があったので最終に残らなくて実は結構落ち込んでたんだけど、予想よりも応募作品が多かった&レベルが高い作品が多かったということで(?)バゴプラさんが各審査委員の挙げたHonorable Mention(選外佳作)を発表してくれました。

 

そのなかに、僕が応募した2作品とも入っていてしかもそれが公開座談会的なやつで取り上げてもらえたので、なんかこう、救われたよね…ありがとうございます…

 

第一回かぐやSFコンテスト 総評座談会とHonorable Mentionリストを公開VG+ (バゴプラ) | VG+ (バゴプラ)

 

応募したのは『ネコと和解せよ』と『知る人』という小説で、どちらもほぼぴったり4000字。座談会動画の中では18:00くらいから取り上げられてるはず。前者は応募作の中のネコSFでは一番良かったとのこと!やった!2作品の振れ幅にも言及してくれていてとても嬉しい。

 

『知る人』は、最初に書いた方で頑張ってショートショートかつSFっていうどっちも書いたことないジャンルに気負って書いた感じのやつで、実はこっちの方が自信があったんだけど、今にして思うとSFに寄せた際の細部の甘さや、最後やっぱり自分の色に寄せた感じになったかなあ。noteに置いてあるので読んでね。

知る人|伊藤なむあひ|note

 

『ネコと和解せよ』はもう完全に趣味で書いたやつで、実際に自分のとこの猫を自転車で病院に連れて行く最中に思いついて待合室でメモしたやつ。前からタイトル案(ネットミームだけど)だけはあって、アイデアがそこにはまった感じ。最終選考に残らなかったー!って思って7月に出した短編集に入れたんだけどまさかこんなことになるとは…気が向いたら覗いてみてね。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08DN4JSJY%20

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最終選考の結果は8月15日になのかな。読者投票の結果も出るのでとても楽しみ!ちなみにこっそり書いておくと『未来の自動車学校』に投票した。

 

海外の言葉に翻訳されるっていうのは、電子書籍やPODでの出版が個人でも簡単になり商業とインディーの境目が近くなってきているなかすごく良い試みだと思うし、僕はいつだって自分の書いたやつ翻訳して欲しいので誰かお待ちしています。

 

かぐやSFコンテスト、第二回も絶対出すし今度こそ優勝するぜ。という気持ちで和解したネコ(たち)に起こされたお盆の朝の日記でした。おしまい。