短編小説はしばら
く書くのをやめようかと思ってる。というのも、7月発売予定の隙間社さん主催の文芸アンソロジー『BRuTiFuL』に寄稿する短編を書いていて、あ、自分が短編の範囲で書きたかったことはだいたい書いてしまった!って思ったから。
正確には冬に発売予定の秘密企画用に短編をもう2つ書くんだけど、それは他人の作品のリミックスなので数には入れない。
とある本を、本の概要を読んでいて長編を書かなくては!って思い立ったのもある。もっと世界を!僕の短編は主人公的な人間に近い世界の話がほとんどなんだけど、そうでなくて世界を作るところから始めてみたくなった。
出す予定だった秋締切の文學界と群像はどうしようかなーなんて思いつつ、またこうやって心の底から書きたいと思えるものが出てきたのはとても嬉しい。あ、関係ないけど前回の記事の雑誌のキンドル版が出たから↓
SF雑誌オルタニア vol.5 [○]edited by hassac naminov
- 作者: 高橋文樹,天王丸景虎,淡波亮作,波野發作,山田佳江,伊藤なむあひ,米田淳一
- 出版社/メーカー: 電子出版アシストセンター
- 発売日: 2018/05/14
- メディア: Kindle版
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寄稿したのは『方舟事件は迷宮入り』という自分にしてはちょっと長い短編で、できるだけエンタメに振ったやつなのでぜひいろんな人に読んでみて欲しいな。
で、今後は数ヶ月読んで数ヶ月書いて、一年に一冊長編を書き終えられたらなとも思うんだけどそれだと残りの人生短いなー足りない。とかそんなで迷い中。僕が小説を書いてるのは言葉が好きだからです。おしまい。またね。