いやけっこう驚いたことに
いやいや驚いたことを話す前に少しまずは順番に説明していくと、帰省してたんですよ。北海道に。いま住んでる家から片道6,7時間くらいのところなんですが、飛行機にあれがあるじゃないですか、あの『翼の王国』みたいな、ご当地の美味しいものとかこだわりの店とかが載ってるやつ。ほんとに何気なくパラパラと開いていたら、まさにこれから向かう僕の地元の名前と、そこ出身の人の名前があった。
藤田貴大。劇作家、演出家。どうせ書いちゃうからあれだけど、北海道伊達市出身。人口3万人くらいの小さな町で、僕が高校生くらいの時からひとりの名物教師みたいな人を起点に、確かに演劇が盛んになっていた。と思う。何度か観た。ヒカリゴケとかやってたなあ。
同級生の友人も少し前までこっちに出て演劇をやっていた。何度か観に行ったら社会派の傾向が強くて個人的にはあまり肌に合わなかったけど、レベル(演劇のレベルについて分かるほど演劇のなにかを知ってる訳ではないけど)は高かった、と思う。
なんか、とても興味が湧いた。へんてこな偶然を勝手に感じた。あの町からそんな人が出ていた。そのことをツイートしたらすぐに数名から反応があり、おすすめされた。なのでというわけではないけどさっそくポチった。
Amazonでは品切れになっていたのでいつ入荷するかは分からないけど、とても楽しみ。
ちなみに件の町は、いま伊達町という架空の町のサーガとして 連作短編を書いている。現在は3つ書いて、ひとつはSF誌オルタニアvol.1に。残りはこれから発売するオルタニアvol.5と牛とモーテルがテーマの雑誌に収録される予定だ。それらは来年に、単著としてもちょっとづつリリースされる予定。
SF雑誌オルタニア vol.1 [現実以外]edited by Sukima-sha
- 作者: 大滝瓶太,米田淳一,ろす,淡波亮作,波野發作,伊藤なむあひ
- 出版社/メーカー: 電子出版アシストセンター
- 発売日: 2016/10/27
- メディア: Kindle版
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今日はそんな、驚いたよっていうはなし。