王様の耳はパンのミミ

伊藤なむあひの小説とか創作に関するあれです

性描写を

書くことはこれまでほぼまったくといっていいほどなくて、それが変わったのが折羽ル子さんが編集長を務める雑誌(牛とモーテルがテーマらしい)に書き下ろした短編を書いてからだ。

 

ル子さん曰く、牛とモーテルがテーマの”エロ本”にするとのことだったので、これまで意識的に避けていた性描写にチャレンジしてみた。初めてだからといって半端に書いてはかえってダメになると思い物語に必要な範囲で目一杯書いてみたつもりだ。

 

それがどうなったのかは秋頃刊行予定だという同誌を読んで判断してくれると嬉しい。書いていいのかな、この本は他にも『山彦』で大ヒット中の新潟文楽工房ヤマダさんや、『キミコロ』で名を馳せた藤崎ほつまさんも参加予定らしい。他にもセルパブをやっている人間なら聞いたことがあるようなメンバーがたくさんいる、らしい。

 

そんで僕が寄せた短編『ぼくらの楽園(仮)』なのだけれど、高校入学前の春休みにウタウダやってる男子中学生三人組が、ある日その中の一人の姉と学校で有名な不良的なやつが一緒のバイクに乗っているのを見つける。跡をつけてみたら…みたいな内容で、『オルタニアvol.1 現実以外』に寄稿した『アルミ缶のうえに』とも少しリンクしてる。

 

なんかそのへんのことをもっと書きたいんだけどそれは潤一郎さんの方の隙間社オフィシャルブログでまた取り上げると思うので今日はやめとく。オルタニアvol.5用に書いている短編はいま3600字まですすんだ。こっちは初のミステリ風。って書いてて気付いたけどチャレンジしてるな自分。えらい。

 

 

SF雑誌オルタニア vol.1 [現実以外]edited by Sukima-sha

SF雑誌オルタニア vol.1 [現実以外]edited by Sukima-sha

  • 作者: 大滝瓶太,米田淳一,ろす,淡波亮作,波野發作,伊藤なむあひ
  • 出版社/メーカー: 電子出版アシストセンター
  • 発売日: 2016/10/27
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